自分Windowsユーザーだから諦めるしかないか
音楽制作を行う上で必ず使用しなくてはいけないDTMソフト、そんなDTMソフトの中でも圧倒的にシェア率の高いLogicProとは業界人は勿論これから音楽制作をお考えの方なら一度は聞く名前でしょう。
今回はLogicProとはApple製品でしか使用出来ないのか?っと疑問の方の為にwindowsでLogicProを使う方法を紹介します。
音楽業界に興味のある方は勿論、これから音楽を始める方は是非参考にしてください。
そもそもDTMソフトって何?
そもそもDTMソフトとはなんぞやって方も多いかと思います、普段あまり聞き覚えの無い用語ですからね。
DTMとは(デスクトップ・ミュージックを略した用語のことです)机の上で作る音楽の事をDTMといいます、なのでパソコンを使用して音楽を作ると言うことはこのDTMという事になります。
DTMソフトとは音楽を作成する為に色々なツールが入っているソフトのこと指します、なので今回紹介しているLogicProもこのDTMソフトの一種に入ります。
LogicProを含むその他のDTMソフトには音楽を作成する以外の機能にレコーディングなども一人で出来てしまうのもDTMソフトの魅力の一つです、なので楽器が無いor触ったことがない方でも色々な音色や楽器類の音、ミキサー、エフェクター類などもDTMソフトに入っているので感覚的に音楽作成ができます。
DTMソフトはこれから音楽を始める方には必須と言っても過言では無いので覚えておきましょう。
LogicProはMacでしか使えない?
よく耳にするのがLogicProとはApple製品のパソコンでしか使用出来ないの?
って質問ですが答えはYESです。
LogicProとはそもそもApple独自のDTMソフト
LogicProとはApple独自のDTMソフトなのでMacv OSでしか開発されていません、Windows OSでは開発すらされていません。
もともとLogicProとはEmagicと言う会社のソフトでしたが2002年にAppleに買収され現在はAppleのFinal Cut Proと並ぶクリエイティブソフトです。
Emagicが買収された2002年頃とは音楽クリエイターの大多数がMacintoshを使用していました、なので独占したかったのかも知れませんね。
かつてはWindows でも使用出来ていた!
Appleに買収される前まではWindows OSでもLogicProを使用することが出来ていました。
かつてのEmagic版のLogicProではパッケージ版Windows用のLogicProソフトを販売していましたが、先ほども言った様にApple社に買収されてからはWindows版Logic Proは開発、販売は中止になりました。
LogicProの購入方法はMac内にある App Storeでしか購入出来ない
現在LogicProを購入する為にはApp Storeでしか購入する事はできません、以前のEmagic社から発売していたLogicProではちゃんとパッケージ版も販売されていましたが現在はオンライ版でしかインストールする事は出来ません。
個人的にはパッケージ版が好きでしたが現在のソフトはほとんどオンラインになってしまって悲しいですね。
windowsでLogicを使う方法とは
LogicProとはMacユーザーでしか使えない事はわかったけどどうしてもLogicProをWindowsで使いたいって人いますよね。
ここではLogicProをWindowsで使用する方法を紹介します。
お使いのWindowsにMac OSをインストールする
現在販売されているLogic Pro xとはApp Storeでしか購入する事はできません、先ほども言いましたがWindowsにはそもそもApp Storeがありません!
なのでお使いのWindows PCのOSをMac OSにするしか現段階では方法がないのです。
どうしてもお使いのWindows PCでLogic Proを使いたい方はMac OSをインストールしましょう。
WindowsにMac OSをインストールする方法を紹介
Windows搭載マシンでMac OSをインストールして動作させる行為とはHackintosh(OSx86)というみたいです。
インストール方法はいくつかあるみたいですが今回はWindows上にMac OS X をインストールする方法を紹介します。
Windows PCにMac OSをインストールするのは結構難しい事みたいなので一応自己責任でお願いします。
Windows上にMac OS X をインストールする方法は2種類ある
- UniBeastでカスタムインストーラーを作ってフルインストールする
- VMwareなどの仮想環境を改造してそこにインストールする
WindowsにMac OS X をインストールする方法には上記の2種類が存在しますが今回は2.の比較的簡単な方法、VMwareなどの仮想環境を改造してそこにインストールする方法を紹介します。
WindowsにMac OS Xをインストールする為に必要な物
- MacOSの入手
- インテル バーチャライゼーション・テクノロジーに対応したCPU
- Mac OS X Snow Leopard v10.6.8以降を搭載したMacまたはHackintosh
- お使いのWindowsにVMware Player をインストール(仮想マシン作成・実行アプリケーション)
- デフォルトではVMWareのPlayerにMacOSをインストールできないので多少セッティングする
- VMWareにMacOSをインストール
以上がMac OSをインストールする為に必要な物です、事前に準備しておきましょう。
手順・・・1 VMware PlayerをインストールしてMac OS Xに対応させる
「VMware Workstation」をインストール後、「unlock-all-v130」にてWindowsでもMac OS Xを認識させるようにします。
Link先:unlock-all-v130.zip
展開後:unlock-all-v130->windows->install.cmdを右クリックから管理者として実行
以上でここのセッティングは完了です。
手順・・・2 macOS Sierraのインストールディスクを作成する
Mac App StoreからmacOS Sierraをダウンロード します手順は以下の通りです↓↓
macOS Sierra
価格: 無料 サイズ:4,765.1 MB
ダウンロードするには、Mac で macOS High Sierra 以前が使われていることが前提となります。
ダウンロードが完了したら⌘+Qで終了します。
手順・・・3 インストール済み「Mac OS X」の仮想マシン設定の編集を開き、ハードディスク(VMDK)ファイルを追加しよう
やり方は以下の通り↓↓
ハードウェアタブ>追加>ハードディスク>仮想ディスクの新規作成>SATAディスク最大サイズを8GB以上、仮想ディスクを単一のファイルとして格納
ファイルの名前は「macOS Sierra 10.12.vmdk」にしておきましょう。
手順・・・4 インストールが完了したらOS Xを起動し追加したディスクを初期化しよう
- パーティションタブを選択
- ボリュームの方式:1 パーティション
- オプション:GUID パーティションマップ
- 名前:Sierra サイズ:8GB
- フォーマット:Mac OS 拡張(ジャーナリング)
最後は適用にしてフォーマットにします。
手順・・・5 ターミナルを使用してSierraのインストール用ディスクを作成
ターミナルというのはWindowsで言うコマンドプロトコルです。
1・・・作成した新規ディスクに下記コマンドでインストールDiskを作成します。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia –volume /Volumes/Sierra –applicationpath /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app –nointeraction
2・・・完了後、右クリックで作成したディスクを取り外しシャットダウンします。
以上の工程が終わればインストールディスクの完成です。
手順・・・6 macOS Serriaのセットアップをしよう
- VMwareを立ち上げて「新規仮想マシンの作成」をクリック
- 「後で OSをインストール」を選択する
- ゲスト OSを「Apple Mac OS X」の「Mac OS X 10.9」にする
- 名前を「macOS Sierra 10.12」にする(任意)
- 仮想ディスクを単一ファイルとして格納(容量は任意)
- 完了後、「Mac OS X」で追加したハードディスクをVMwareの設定から削除
- 「macOS Sierra 10.12.vmx」をテキストエディタで開き、以下の項目を追加、保存
-
keyboard.vusb.enable = "TRUE" keyboard.vusb.idVendor = "0x0000" keyboard.vusb.idProduct = "0x0000"
- 仮想マシン設定の編集から、既存のハードディスクとして「macOS Sierra 10.12.vmdk」を追加
- 詳細をクリックして、「macOS Sierra 10.12.vmdk」が SATA(もしくはSCSI) 0:0になるように編集
以上が終わればセットアップの完了です。
手順・・・7 macOS Serriaのインストール
- 「macOS Sierra 10.12」を選択「仮想マシンの再生」をクリック
- 立ち上がったら日本語を選択し、ディスクユーティリティを開く
- 先頭にフォーマットされていないディスクがあるので「消去」
- 名前は「Macintosh」にしておいた方が良い(あくまで任意です)
- ディスクユーティリティを閉じ、「Install macOS」を選択
- 作成した「Macintosh」を選択してインストール
あとは、数回再起動されインストールは完了です。
手順・・・8 macOS Sierraのインストール後の設定
- まずは初期設定をしよう、、、完了すればキーボード設定アシスタントでキーボードを設定しましょう。
- VMware Toolsのインストール 「unlocker207.zip」をダウンロードCD/DVD(IDE)の項目からISOイメージファイルを設定
インストールが終わって、再起動するとディスプレイのサイズやドラッグ&ドロップなどが出来るようになります!
以上でWindowsにMac OSをインストールする作業は完了しました、お疲れまさまです^^
個人的な意見ではMacを購入してLogicProを使おう
Windowsに無理やりMac OSを入れてLogicProを使用する方法もありますが個人的にはMacを購入してLogicProを使用する事をオススメします。
- Windows PCに無理やりMac OSを入れるのは不具合も発生する可能性もある
- ゆくゆくはMacが欲しくなる
- 音楽業界はMacユーザーが多い
以上です!
Windows PCに無理やりMac OSを入れるのは不具合も発生する可能性もある
Appleはとは基本的に自社製品以外のIntelプロセッサ搭載PCにMac OS Xをインストール・動作させることを認めていません、なのWindows PCに無理やりMac OSを入れるのはグレーな行為です。
なので何が起こっても自己責任で対応する必要があります。
(*Apple製品以外のIntelプロセッサ搭載PCにMac OS Xをインストール・動作させているPCの総称をHackintosh(OSx86)とも言います。また、その行為を、間接的に「夢を見る」と言うことも多いです。)
ゆくゆくはMacが欲しくなる
やはりゆくゆくはMacが欲しくなります、個人的にMacはそのクールな見た目も販売戦略の一つです、見た目がWindows PC、中身はMac OSとは決してカッコ良くはないです。
Windowsには Windowsの良いところは勿論ありますが今回の内容ではあまりメリットが無いのでMacの購入をオススメします。
正直Apple製品とは決して安くはありません、なので金額的な問題なら中古をオススメします。
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中古でも状態がいいやつは結構あります。
音楽業界はMacユーザーが多い
音楽業界に限らずクリエイティブな業界はやはりMacユーザーが多いです、Logic以外のクリエイティブなソフトはやはりMacがずば抜けて多いので今後音楽をやり続けるのであれば早くからMacに慣れておいた方が良いでしょう。
Logic以外のDTMソフトCubase、Pro Tools、その他DTMソフトはMacで対応可能です。
Windowsでも使えるDTMソフトはある
現在使っているPCがWindowsの方がほとんどだと思いますが、Windowsでも使えるDTMソフトは沢山あります!
Cubase Pro
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愛用しているミュージシャン↓↓
- 中田ヤスタカ
- 岡崎体育
- ヒャダイン(前山田健一)
- Reol
- 得田真裕(劇伴作曲家「グッド・ドクター」等)
- Mameyudoufu ※Logicも併用
- 鈴木 Daichi 秀行
- Supercell ryo
Pro Tools
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愛用しているミュージシャン↓↓
- 福山雅治
- TAKUYA∞(UVERworld) ※Logic Proも併用
- 北川悠仁(ゆず)
- 小室哲哉
- KREVA ※Ableton Liveも併用
楽天で人気の関連商品を紹介します★
ここでは楽天で人気の関連商品を紹介します、よかったら参考にしてください^^
steinberg CUBASE 13 Windowsでも使えるDTMソフト
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世界中で愛用される DAW、Cubase。どんな種類の音楽でも直感的に素早く作成することができる、最強の音楽制作ソフトウェアです。
Roland / A-49 BK + Universal Audio / VOLT2 セット MIDIキーボード+ USBオーディオインターフェース DTMセット
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DTMといえばやはりオーディオインターフェースが必須です、ボーカル、ギター、その他楽器類のレコーディングの時にはこれが無いと話になりません。
ゆくゆくはレコーディングもしたい!っと言う方にはオススメです。
Roland ローランド / JUNO-DS61
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DTMを使って行くとわかりますが鍵盤がないのは少ししんどくなってきます、なので手頃な鍵盤が欲しくなってきますが長く使用しよと思うなら多少値段が高くても良い機材を購入した方が良いです。
音楽とはやっていて楽しいですが、その分お金が結構かかります(泣)
SONY ( ソニー ) MDR-CD900ST プロフェッショナルスタジオモニターヘッドホン MONITOR HEADPHONES
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こちらのヘッドホンは音楽業界ではほとんど使われているヘッドホンです。
私も音楽の専門学校に入学した時はこのヘッドホンを使用しておりました、最初は何を購入したら良いかわからない方は取り敢えず業界水準の物を使用しましょう。
最初に間違った物を購入してしまうと再度正しい物を購入しなくてはいけないので無駄な出費が増えてしまいます。
私はヘッドホンではないのですが少し値段を考慮して安い物を購入したのですが、後日それが業界的にあまりそぐわない物と言う事で再度業界に見合った物を購入しました、なので金額的に倍以上の損をしました。
読者の方にはそんなミスがない様にしてもらいたいです^^
オーディオテクニカ プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M20x (ブラック)
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私は価格的にもこのヘッドフォンがとてもおすすめです!!
ソニーのやつを壊して以降はこちらをずっと愛用しておりますw低コスト高品質です^^
MacBook
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Mac入門といえばこいつですw
軽いし、クリエイティブ以外のビジネスシーンでも活躍間違いないです^ー^
まとめ&関連記事
今回はLogicProはMacでしか使えない?windowsでLogicを使う方法を紹介でした。
LogicProはMac限定のソフトですが Windowsでも使おうと思えば使えない事もありませんが不具合とかも結構多く出ているみたいなのでオススメはできません。
(*Windows PCに無理やりMac OSを入れるのはグレーな行為なので自己責任で対応する必要があります。)
やはりなんでもホワイトなやり方をしなくてはいけませんね、Macも中古とかならかなり値下げしているので金額が問題なら中古でも問題は無さそうですね^^
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