名古屋周辺にお住いの方なら絶対聞いたことがある名城公園、名城公園周辺には裁判所や市役所等のビルや建物が多く建っており名古屋のビジネス街、官庁街としても有名です。名古屋にお住いの方なら一度は通りかかった事ぐらいはあるかと思います。
そんな名城公園のシンボルとも言える名古屋城とは2020年3月をもって鉄筋コンクリート製の現天守閣の解体工事を行われ新しい名古屋城へとリニューアルされます。
そんな名古屋城についての歴史やトリビア・名城公園周辺での食べ歩きグルメや見どころ、オススメの駐車場所や混雑時間を紹介します★
名城公園とは?
名城公園(めいじょうこうえん)とは、愛知県名古屋市の名古屋城を中心とした城址公園です。
名古屋市中区二の丸や三の丸から北区名城にかけて所在する。1931年(昭和6年)に開園した。面積は80.41ヘクタール。名城公園の管理は名古屋市が行なっています。名城公園の分類は都市公園です(総合公園)。約2,800本のサクラが植えられていて春になると鶴舞公園同様に多くの人や外国人の方が来場します。
名古屋城の歴史やトリビア
現在ある名古屋城の天守閣とは2代目で初代名古屋城とは異なります。
初代名古屋城とは昭和5年(1930年)に日本の城郭として国宝第一号として指定されましたが昭和20年(1945年)の名古屋大空襲により本丸のほとんどが焼失してしまいました。
しかし名古屋のシンボルであった名古屋城の再建を名古屋市民は強く望み日に日に声が高まっていきました、そんな望みが叶い昭和34年(1959年)に民衆の声が届き名古屋城の天守閣が再建されました。
再建された名古屋城とは名古屋大空襲の時みたく二度と焼失する事が無いようにと願いを込められて鉄骨鉄筋コンクリートで再建されました。
名古屋城の内部とは?
2代目名古屋城の内部とは焼失を免れた本丸御殿障壁画(重要文化財)や武具や絵画を展示し名古屋城の歴史を市民に紹介する博物館として機能していました。
金のシャチホコの1つの金の量とは金閣寺2個分らしい
ガイドの方に聞いて驚いたのですが名古屋城のシンボルでもある金のシャチホコの金の量とはなんと金閣寺の2個分らしいです。
なので一つのシャチホコで金閣寺2個分なので単純計算すると金閣寺の4個分に匹敵すると言うことになります(金のシャチホコは2匹いるので)
もの凄い量の金が使われていたんですww
名古屋城の緑色の外観はなんと錆!?
名古屋城をイメージすると綺麗なエメラルドグリーンのお城とイメージしますよね?
名古屋城をイメージしたグッズや絵なども全てエメラルドグリーンにされていますが実は錆びてあの色になったんですww
初めは銅の色をしていたそうなんですが時が立つたび錆びてあの綺麗なエメラルドグリーンになったそうですww
なので名古屋城をできた当初から知っている方はアレ!?ってなっているみたいですww
肉眼でもよく見るとわかるかもしれません。
名古屋城の取り壊し決定!新しい名古屋城の完成予定は2022年!
長年名古屋市民から愛されていた現2代目名古屋城天守閣の取り壊しが決定しました、現在の天守閣の取り壊しが開始されるのは2020年3月から予定されています。
取り壊される理由とはやはり経年劣化による耐震性や安全性の向上の為らしいです。
現在2代目名古屋城の天守閣は閉館されており中に入る事は出来ません!
*2020年3月を持って現在の名古屋城は取り壊されます、2代目名古屋城を生で見たい方は是非お早めに現地に行ってください。
新しい名古屋城の完成日は2022年!
新しい名古屋城の完成予定日は2022年です、完成した新名古屋城の天守閣とは以前の天守閣である鉄骨鉄筋コンクリートとは違い木造で作られるみたいです。
まだ未定ではありますが初代名古屋城を忠実に再現するために「金城湯古録」「昭和実測図」「ガラス乾板写真」などの豊富な資料を元に新しい名古屋城の天守閣を木造復元で進めて行くみたいです。
2022年に完成は難しいという意見もある
意見は色々ありますが新しい名古屋城の完成するのは少し遅れるのではないかという声もあります。
現地の方に聞いた話なのでなんとも言えませんが現地の方の間では有名な噂みたいです、でも早く新しい名古屋城は見たいので予定通り2022年に完成してほしいですよね。
新しい名古屋城にはエレベーターが付かない!?
なんと新しい名古屋城にはエレベーターなどは付かないらしいです、しかも階段は急な斜度で建設予定らしいです。
なのでお年寄りや体が不自由な方には少し困った問題です、今後はお年寄りや体の不自由な方にも視野を向けなければいけない問題ですね。
名城公園オススメスポットはなんと言っても名古屋城
名城公園に訪れた際に絶対見た方がいいスポットはなんと言っても名古屋城です。
上記でお話ししましたが現在ある2代目名古屋城の天守閣は2020年3月を持って取り壊しが決定しております、
なので取り壊される前に一度は生で2代目名古屋城を見といて下さい。
こちらも上記でお話ししましたが予定では2022年まで名古屋城は無くなってしまうので2年間は名古屋城を見ることができません。
名古屋城の観覧は500円!
名古屋城を近くで観覧するためには500円を支払わなければいけません。
以前までは天守閣まで入れたのですが現在は入れないため観覧するだけになってしまいました、
名古屋城の中には天守閣以外にも色々なスポットがあるため入っても損はしないはずです。
本丸御殿
名古屋城の中にある本丸御殿とはかなり力を入れて復元しただけあってかなり豪華な造りをしています。
復元期間はなんと9年間です!!
本丸御殿にある部屋↓↓↓
- 玄関
- 表書院(おもてしょいん)
- 対面所(たいめんじょ)
- 上洛殿(じょうらくでん)
- 黒木書院(くろきしょいん)
- 湯殿書院(ゆどのしょいん)
- 下御膳所(しもごぜんしょ)
- 上御膳所(かみごぜんしょ)
- 鷺之廊下(さぎのろうか)
- 梅之間(うめのま)
本丸御殿 玄関
本丸御殿を訪れた方がまず通る部屋がこの玄関です、玄関と言っても名ばかりでとても広いお部屋です。
「竹林豹虎図」の障壁画が印象的なです。
本丸御殿 対面所(たいめんじょ)
藩主が身内や家来と私的な対面や宴の席に使用していたお部屋です。
障壁画は京都や和歌山の四季の風物や名所が書かれた「風俗図」です。
諸説ありますが藩主がホームシックになってこの「風俗図」が書かれたという噂もあります。
和歌山生まれだったんですかね?あくまで噂ですww
本丸御殿 表書院(おもてしょいん)
江戸時代には広間と呼ばれていたみたいです。
徳川義直が着座した部屋でもあります。
現地のガイドの方から聞いた話では徳川義直が眠ったの一晩だけらしいです、それ以降の将軍は誰も寝た事もないみたいです。
本丸御殿 上洛殿(じょうらくでん)
細部まで贅の限りを尽くした部屋です、障壁画は王の正しさを描いた「帝鑑図」や「雪中梅竹島図」です。
当時33歳の狩野探幽の作品です。
本丸御殿 黒木書院(くろきしょいん)
他のお部屋では金を基調とした豪華なお部屋ばかりでしたがこちらの黒木書院とは水墨画が飾られていたりと落ち着いた部屋になります。
こちらを観覧するには事前にお申し込みが必要です!!
本丸御殿 湯殿書院(ゆどのしょいん)
将軍専用の風呂場です、現在の様な湯船はありません。
どの様に使用するのかと言うと外にある釜で湯を沸かして湯気を引き込む蒸し風呂にして使用します、サウナだと思って頂ければ大丈夫です。
こちらを観覧するには事前にお申し込みが必要です!!
本丸御殿 下御膳所(しもごぜんしょ)
料理の配膳や温め直しに使われていたと考えられている場所。
現代でいう電子レンジ的な役割を行える場所です。
本丸御殿 上御膳所(かみごぜんしょ)
上記の下御膳所(しもごぜんしょ)同様に料理の配膳や温め直しに使われていたと考えられている場所、違いは上段之間、上之間、御膳場と呼ばれる3つの部屋がありより格式高いイメージです。
本丸御殿 鷺之廊下(さぎのろうか)
対面所と上洛殿を結ぶ廊下で、名の通り鷺が描かれた障壁画が特徴的です。
本丸御殿 梅之間(うめのま)
将軍をもてなす上級家臣たちの控え場所であったとされている広間です。
本丸御殿 見どころ天井
それぞれの部屋では前や足下だけでなく、とにかく見上げまくってその天井をよく観察してください!
玄関から表書院などは一般的な和風建築でも見られる「竿縁天井」「格天井」という様式が使われていますが、奥へ奥へ進むにしたがって非常に豪華な飾りのついた様式の天井に変化していきます。
天井の中央に向かって段差のついている「折上げ格天井」などもあり、天井の様式で部屋ごとに明確な格式を持たせていたことがわかります。
本丸御殿 見どころ絵画
壁やふすまなどに描かれた障壁画は狩野派の絵師の作品であす、これらは戦時中空襲に備えて”疎開”させていた1049面もの実物の絵画をもとに復元模写したものです。
当時の技法や素材を分析し描かれた当初の色彩を再現。鮮やかな色彩にて蘇っています。
また題材が入口から奥にかけて「走獣」→「花鳥」→「人物」→「山水」へと変わっていく点や、色鮮やかな作品が奥に行くにつれて徐々に落ち着いた水墨画になっていく点にも注目。当時の格式や価値観が見て取れるます。
本丸御殿 見どころ装飾品
と鴨居の間にある「欄間」部分にあしらわれる装飾はやはり奥に行くに従って絢爛豪華なものになり、特に上洛殿で見られる立体的に施された鳥の飾りは息を飲むほどの緻密さ。
またところどころに見られる「釘隠し」、ふすまの引手の装飾も凝りに凝ったものとなっているのです。
なんでも鳥の飾りは装飾は30センチぐらいの気を削って出来た物らしいです、日本の技術には天晴れですね。
名城公園でのグルメ
やはり広い公園を歩いているとお腹が空いてきますよね、近くに名古屋城があるだけあって名城公園周辺にはとっても美味しい名古屋めしが多数存在しています。
伝統で正統の義直ゾーン
ここのゾーンはザ名古屋めしのお店がほとんどです、地方から遊びに来た方は是非ここの義直ゾーンで食事してください。
義直ゾーンのお店一覧↓↓↓(看板メニューやオススメメニュー)
- 10代目儀助 GISUKE (名古屋のお酒専門店)
- 山本屋総本店(名古屋名物味噌煮込みうどん・金シャチきしめん)
- 鳥開総本家(名古屋コーチンの親子丼)
- 登録商標 びんちょうひつまぶし(名古屋名物ひつまぶし)
- みそかつ 矢場とん(名古屋名物味噌カツ)
- 名古屋とうふ 河口(味噌田楽)
- 創業明治2年 尾張屋(魚の料理)
- おみやげ なごみや(名古屋オリジナルグッズ)
- 那古野茶屋(お菓子やお食事)
- えびせんの里(エビせんべい)
- 徳川忠兵衛(天ぷら・天丼・天むす)
- 肉のスギモト(牛鍋・牛汁・すき焼き)
新風、変化の宗春ゾーン
宗春ゾーンではザ名古屋めしと言うよりかは若者から人気がある食べ物屋さんがほとんです。
どこのお店も若者が好きそうなパンチの効いた料理がほとんどです。
宗春ゾーンのお店一覧↓↓↓(看板メニューやオススメメニュー)
- SHIROMACHIGRILL(イタリアン料理)
- あんかけ太郎(名古屋で人気あんかけスパ)
- bistro 那古野(多彩な洋食屋)
- フジヤマ55(濃厚つけ麺・二郎系・台湾まぜそば)
- seien(ロブスターロール・カニバーガー)
- 創作串揚げ つだ(創作串揚げとワイン)
- CAFE DINER POP★OVER(肉料理と焼きたてポップオーバー&スイーツ)
名古屋城場内にある名古屋名物きしめん
500円を払って名古屋城場内にあるきしめん屋さんもオススメです。
場内にあるお店だけあって風情もあり名古屋城にキター♪───O(≧∇≦)O────♪って感じになれますww
営業時間:10:00〜16:30
その他出店や屋台も多く出店してます
お祭りと同じ様な出店も数多く出店しているので食べ歩きたい方は名城公園内にある出店や屋台でお求めください。
結構豊富な商品が出店しています、オススメはやはりたこ焼きですww
たこ焼きは全国どこで食べても美味しいですからねww
私が食べたのはフジヤマ55の二郎系ラーメンですww
私は何故か二郎系ラーメンを食べてしまいましたww
美味しかったのですが食べた後少し後悔もしましたww
もう少し名古屋めしを味わっとけばよかったとww
でもすごく美味しいです、ただ待ち時間もすごい長かったです。
オススメの駐車スポット
名城公園周辺では都心では珍しい路上駐車が出来るんです!ただ条件もあります。
条件は土日祝などの休日です、それと横断歩道などから少し離れた場所が最適です!
場所によって路上駐車の紙を貼られてしまうので注意してください、私が実際に見た路上駐車の紙を貼られた車の場所は横断歩道にはみ出た車などです。
それ以外は目を疑うほど貼られていなかったです。堂々と路上駐車されていましたっw
駐車場も勿論あります
名城公園周辺には勿論駐車場も多数あります、路上駐車出来るスペースがない時は駐車場を利用してください。
名城公園周辺駐車場の料金↓↓↓
普通車30分180円、30分増すごとに同額の料金
大型車1時間600円、30分増すごとに同額の料金
混雑する時間帯
名城公園が混雑する時間帯はやはり土日祝のお昼です、私が名城公園に行った時は午前11時前後でしたがもう既に路上スペースに車を駐車するスペースは無く駐車場もパンパンでした(お花見シーズンとの事もあり)
たまたま私の車が軽自動車だったこともあり無理やり路上駐車出来ました。
アクセス
〒462-0846 愛知県名古屋市北区名城1丁目2−25
電車:地下鉄名城線名城公園駅2番出口より徒歩3分
まとめ+関連記事
名古屋城の天守閣が2代目だった事自体初めて知ったという方も居られるかと思います、現在ある2代目名古屋城の天守閣とは2020年3月に取り壊しが決定しており新しい3代目名古屋城が完成する予定日は2022年と言われております。
三代目の名古屋城も気になりますが長年慕われた2代目名古屋城が取り壊されるのも少し悲しくなりますね。
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