こんにちは、今まで自分が中卒だからって色々妥協して仕事している人や学歴コンプレックスに思っている人も中には沢山いるかと思います。
専門学校や大学に行き勉強をしたくても高卒じゃないから受験資格がないからと学業を諦めている人や、別に中卒が悪い事ではありませんが、やりたい仕事はあるのにその職種が高卒以上の方を対象に募集しているので応募資格がないと悩んでいる人がいるのも現状だと思います。
今回は高等学校卒業程度認定試験のメリットや高卒認定の資格を確実な方法で取得できるやり方&試験が開催されている日程やオススメの勉強法を紹介したいと思います。
高等学校卒業程度認定試験とは?
高等学校卒業程度認定試験とはいったいなんなのかを具体的に説明していきたいと思います。
高卒認定とは?(大学入学資格検定(大検)は、平成17年度より高等学校卒業程度認定試験にかわりました。)
高等学校卒業程度認定試験とは、色々な事情で、高等学校を卒業できなかった人たちの学習した成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験であります。
合格した者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられ、また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定される為、就職したい会社が高卒以上の募集の所でも高卒認定を資格試験等に活用することができるので今後とても役に立つと思います。
試験内容の難易度と試験に向けてのオススメ勉強法
高卒認定が役に立つ資格なのは分かったけど、恐らく何年かぶりの学問の勉強だから不安になりますよね、
でも大丈夫です、必ず高卒認定試験を合格できる方法があります。
高卒認定を合格するには?
まず高卒認定試験を合格するには最低6教科8科目全て合格するしかありません。
内容は以下の通りです。
必須科目
数学、国語、英語
選択科目
歴史地理
「世界史A」「世界史B」より1科目の選択が必須、さらに「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」よりもう1科目の選択が必須です。
公民
「現代社会」か「倫理」「政治経済」を選択
現代社会を選んだ場合は、1科目の受験で済みますが、そうでない場合は倫理と政治経済の2科目を受験します。2科目より1科目の方が勉強も効率よく行えます。合格のしやすさでいえば「現代社会」を選択することがおすすめです。
理科
科学と人間生活を含む2科目か科学と人間生活以外の3科目
理科分野も、公民分野と同じように、選択のしかたで科目数が変わります。
もちろん、公民分野と同様に、少ない科目で押さえた方が合格はしやすいでしょう。「科学と人間生活」を選択し、もう1科目を「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」の中から1つ選びましょう。
科学と人間生活を選ばないと、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から3科目選ぶことになります。理系が苦手な人は、たいへん困難な選択です。
オススメの科目は以下の感じです私はこの選択で無事合格しました。
国語、数学Ⅰ、英語、世界史A、地理A、現代社会、科学と人間生活、地学基礎、を選択した場合、全部で8科目選択したことになります。
また、高卒認定試験の出題形式は全てマークシート方式ですので、4~5つの選択肢から選んで解答しましょう。
試験時間は各科目50分、問題数は平均20~40問となっており、高卒認定試験は最低限の基礎学力を問うための試験です、どの問題も決して難しいものではありません。
全て合格すると晴れて高卒認定の資格が貰えます。
合格するまでのボーダーライン
正式には発表はされてないのですが各科目最低40点以上で合格のラインだと言われております、なので60点あたりを目指せば絶対に合格出来る点数です。
オススメの勉強法
元々は高校に通われていた人なら過去問を見ていればスラスラ合格出来るかと思います。
過去に高校に通った事がない人や勉強に自信がないなって人は塾や高卒認定専用の学校に通っても良いかもしれません、
ただ費用が結構かかりますので、私がオススメしているのはyoutubeを見て学習をする事です。
youtubeで高卒認定試験と検索すると結構しっかりとした解説をされている動画が沢山ありますし、高卒認定の過去問もネットで探すと結構出てきます。
youtubeを見て勉強した内容を高卒認定の過去問で応用するやり方が私的にはかなりオススメしてます。
1から教材を買って勉強するのも大事な事ですが私的には過去問をひたすらやって出題傾向や出題範囲を分析しながら本番の試験に向けて慣れていった方が良いのかなぁと思います、毎年高卒認定試験の出題範囲はそんなに変わらないのでポイントを絞ったやり方の方が合格に向けて最も効率が良い勉強方だと思います。
ただ人それぞれ独自の勉強方法があると思うので自分に合ったやり方が一番です、自分に合った勉強法が見つかるまで色々試して見ると良いのかなと思います。
高卒認定試験の開催期間はいつ頃?もしも全部合格出来なかった時の対処法は?
高卒認定試験の開催期間がわからない人やもしも落ちてしまったらと不安な方は以下の事を参考にしてください。
高卒認定試験の開催期間はいつ頃?
高卒認定の開催期間は年に2回です。
第一回目に行われる試験日は8月上旬に連日2日間に分けて行われます。
出願期間は4月末〜5月上旬らへんなので8月に試験を受けたい人は3月ぐらいから文部科学省のホームページをチェックしましょう。
8月に試験を受けた人の結果通知は8月末に発送されます。
第二回目に行われる試験日は11月上旬にこちらも連日2日間に分けて行われます。
出願期間は8月末〜9月上旬らへんなので11月に試験を受けたい人は7月ぐらいから文部科学省のホームページをチェックしましょう。
11月に試験を受けた人の結果通知は11月末に発送されます。
もしも全部合格出来なかった時の対処法は?
上記でも高卒認定試験を合格するには最低6教科8科目全て合格するしかありません。と言いましたがいきなり全科目合格する自信も無いし、もしも1科目でも落ちたら高卒認定の資格がもらえないの?って不安な人でも絶対に高卒認定の資格を取得する方法があります。
しかもまた試験を再度受けるというやり方ではなく高卒認定試験に特化している学校に通い科目履修生を使うやり方です。
例えば1科目だけ落ちてその他科目全て受かったと仮定します、科目履修生とはその1科目落ちてしまった場合に学校から課されるレポートや試験などの課題をクリアすることによってその科目の単位を取得することが出来る制度です。
その他極端な例を言いますと1科目だけ受かってその他全ての科目が落ちたとします、そんな場合でも科目履修生を使うと高卒認定を取得することはできます、ただ費用はそれなりにかかりますので出来るだけ多くの科目を合格していると科目履修生の費用も安く抑えれます。
(*科目履修生は高卒認定試験で最低でも1科目でも合格していないと利用する事は出来ませんのでご注意を!全ての科目落ちて科目履修生を利用するやり方は現時点ではやれませんので、全て落ちてしまった場合は次回の高卒認定試験で1科目でも合格して科目履修生を利用しましょう。)
取得した単位は高卒認定で免除が可能です。来年には就職が決まっているがあと1科目〜2、3科目だけ不合格の方などが多く利用します。
科目履修制度は ↓↓
- スクーリング
- レポート
- 試験
が必須になります。社会人やその他アルバイトをしている人はスクーリングの時間を確保していただくことになります。レポート自体はあまり難しいものではなく穴埋めのレポート形式です。
お値段や期間に関しましては各学校によりばらつきがありますので詳細は各学校に問い合わせましょう。
その他のやり方といたしましてはその落ちた科目の為に次回の試験まで待ってまたチャレンジするやり方も有りには有りなのですが人間には得意不得意がありますよね、何回受けても受からない人も中にはいますし私的には早く高卒認定の資格を取得してまた新たな道に進むやり方のほうが時間の有効活用かなぁ?と思います。
高卒認定試験費用
あなたが願書を提出される時に受験される科目によって高卒認定試験の受験費用が変わります。
受験科目数が
- 7科目以上(8科目全科目) 8500円
- 4科目~6科目 6500円
- 3科目以下 4500円
になります。必ず自分が受験される科目は、何科目なのか?高卒認定試験の費用はあっているかを再度確認して下さい。
例えば高校を中退していて中退した高校で単位取得していた場合や英検2級以上の方は英語の科目は免除されますし、その他免除になる資格も多数あるので資格を多数持っている方は再度ご確認を。
受験代金は、現金払いではないでなく、受験料金分の収入印紙が必要です。収入印紙は、お近くの郵便局で購入できます。
万が一願書を提出して受験費用を払ったけど、なんらかの事情で受験ができなかった場合でも、一度お支払いした受験費用は、払い戻しできませんのでご注意を。
楽天で人気の高卒認定に役立つ関連商品を紹介
ここでは高卒認定で役に立つ関連商品を紹介します^^
数学の過去問
やはり高卒認定数学の要はいかに過去問を解いたか?では無いでしょうか?
私数学苦手なんだよね〜と言う方でも過去問をやっているのとやっていないとでは全然違ってくると思います。
私の知り合いの方は数学がかなり苦ってで絶対に落ちる〜と言っていた方でも試験日の一週間ぐらい前から数学の過去問をひたすら行った結果なんと驚異の30点ほど点数が上がったみたいです、個人差はあると思いますがやって損は絶対にないと思います!
国語の過去問
こちらも数学同様に大事な科目です、数学と同様に過去問をひたすら行って出題の仕方やポイントを押さえて当日試験を望みましょう!!
英語の過去問
私はこの教科にかなり泣かされましたww英語が苦って言う方は結構いると思います、
なので英語克服の為に過去問をやるって言うのもありだと思います。
まとめ
今回は高卒認定試験について書かせて頂きました、もっと専門的な勉強をしたいのに高卒でないが故に専門学校にも行けないからと諦めている人orやりたい仕事があるのにも関わらず高卒でないと入社が出来ない会社だからと諦めてる人にとってこの記事を今回読んでもらってほんの少しでもお力添えになれると嬉しいです。
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